大腸がんは予防できる時代になってたんだ!大腸がんの予防方法

投稿者: | 2017年6月5日

がんの罹患率(ガンの患者数)で大腸がんは1位。

1位 大腸がん
2位 胃がん
3位 肺がん

 

自覚症状がでた時点では、手遅れになっていることも多く、

年間5万人が亡くなっており、

女性のがん死亡率では、大腸がんが1位!

怖いですね。

 

大腸の内壁は痛みを感じないので、異変があっても気付きにくい。

そのため、早期発見では治療できることも多い他の部位のがんより、発見が遅れ、

ここまで、死亡率が上がってしまったんですね。

 

しかし、大腸がんは予防できる時代になったんです!

 

今までも、内視鏡検査で、悪性腫瘍が見つかった場合、切除していましたが、

良性腫瘍のため見逃されていたものの中にも、大腸がんに成長するものがあったんです。

 

「数年前に検査した時には異常なかったのに、悪性が見つかってしまった」という場合は、

見逃されていた良性腫瘍が、がんになったパターンだったということです。

 

良性腫瘍の中から危険なものを見つける方法が、

かき氷のブルーハワイに使われている青色1号、青色2号!

 

内視鏡検査の際に見つかったポリープにかけると、

悪性に成長しそうなポリープとそうでないものがわかるそうなんです。

 

わりと、原始的な方法、、組織の染色も内視鏡も昔からあるし・・・。

 

 

 

 

 

 

画像は、ためしてガッテンから。

 

同じ良性腫瘍でも、

水玉状はOKで、

脳みそ状の方は、その後、悪性腫瘍に成長する可能性が高いので、切除する。

脳みそ状の方は、「腺腫(せんしゅ)」といいます。

 

 

見落とされていた悪性腫瘍の種が、見つけやすくなったのは良いことですね。

検査の際に、染色液を使っていなかった医師も使うようになると、大腸がんの死亡率はグンと下がりそうですね。

 

つまり、検査さえ受けていれば、大腸がんは予防できるんです!

 

大腸がん予防のステップまとめ

その1. 40台に入ったら、年1回の便鮮血検査

 

食品を扱う会社の方などは、検便は数ヶ月単位で受けているかもしれません。

そこまではする必要ないんですが、必ず年に1回は受けること。

そして、大事なポイントは

検便で取ったサンプルは冷蔵庫保存した方が良いそうです!

 

またまたガッテンから。

 

検便の精度は季節によって変動します。

その理由は温度!

温度が高いと、血が分解されてしまって、検出できなくなってしまうんです。

 

現在1回の検査で2日分を提出するようになっています。

便潜血検査での、大腸がん発見率は45%ですが、

2日目のものを合わせて70%の確率です。

さらに、翌年以降も1回(2日分)の検査を受けることで、
2年目91%
3年目97%
4年目99%

とどんどん発見の可能性が高まる。

病状は2〜3年で悪化ということはないので、

毎年の検査を受けていれば、発見が遅れて手遅れにはならないそうです。

 

 

ちょっと衛生的に気になるので、もちろん清潔な袋に入れるとか、

2枚重ねにするとか、対処はした方が良いと思いますが・・・。笑

 

冷蔵庫に入れて保管しておくだけで、検出率が上がるなら、私ならとりあえず冷蔵庫に入れときます。

 

というわけで、単純に検査を受けるなら冬の方が良いですし、

ちょっとした工夫で検出率は上げられるんですね^^

 

 

その2. 50台から内視鏡検査

内視鏡検査で何かの異常が発見される確率は20〜30%だそうです。

20〜30%でも、結構多いな〜と思ったんですが、

 

健康診断に興味がなく、不摂生(酒、タバコ、運動不足)の対照群では
ポリープは約半分の人から見つかるそうです!50%!

やはり、日頃から健康的な生活をすることは大事!

 

内視鏡検査が終わったら、

「腺腫はありましたか?」

「次の検査は何年後に受けた方が良いですか?」

 

などと先生に聞くことが大切だそうです。

 

その段階で、腺腫がなければ、大腸がんのリスクが低い体質なので、

「5〜10年は検査を受けなくても良い」とか

「ほぼ大腸がんの心配はないので、検査不要です」となる場合もあるらしい!

 

ここで、要注意なのは、大腸がんにならない体質の人でも、

他の部位のがんになりやすい体質というのもあるので、

大腸にリスクがないと言われたからといって、健康診断を受けないで良いというわけでもないようです。

 

また、大腸の不調は、他の臓器と比べ、

運動で減らすことができます。(身体を動かすと腸が動くため)

 

便秘やお腹の不快感に悩まされている方は、まず運動を定期的にしてみて、

それでも、改善しなかったら医者に行くという流れでも良いですね。

 

大腸がんは、50台くらいからリスクが高まる病気なので、50代に入ったら1度は検査しておくと安心です。
会社の健康診断などで30代〜40代のうちから異常が出たことがある方は、
体質的にとても注意が必要なので、50代以降は必ず検査を受けることをお勧めします。

 

 

 

補足ですが、

アスピリンで、大腸がんが4年くらいリスクを抑える効果があるという研究結果が出ているそうです。

アスピリンって、解熱・鎮痛剤として、大昔からある薬です!

私も思わず、ガッテン観ながら「え?アスピリンかよ!」と突っ込んでしまうくらい身近な薬。

ただ、痛み止めの長期服用は、他の病気のリスクを高める可能性もあるので、

『大腸がんが不安だから、バファリンA飲みまくろう!」とか、そういうことはしないでください!

 

おそらく、数年のうちには、専用の薬がでるような気がしますし、

薬は何でも医師か薬剤師さんに相談してから、飲んでくださいね〜。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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