体成分分析装置・体組成計って知ってますか?
今日は、体成分分析装置のセミナーに参加してきました。
これは、字面どおりではありますが、体の組成を数値で表してくれる装置で、
体脂肪計の高性能バージョンと思っていていただけるとよいかな。
体脂肪率、骨格筋率、を体の各部位ごと(体幹、右下肢、左下肢、右上腕、左上腕)に
パーセンテージで出してくれる装置です。
体とお口の中は医科と歯科が分かれていることからも、分けて考えられがちですが、
そこから読み取れるものは、意外と歯科とも密接な内容で
体のバランスが悪い患者さんは咬合の調整と、筋肉を鍛える簡単な運動を組み入れるだけで
骨格筋量が増え、正常な値に近づいていったという症例や
コレスレトールを気にしすぎて必要なタンパク質を摂取していない方には、
筋肉や基礎代謝、体力を保つために必要な食指導などにもつながります。
よく噛んで美味しく食べるということは、やはりどんな人にとっても幸福な時間だと思います。
そして、それは健康寿命(介護などを受けずに自立して暮らせる寿命)を延ばすことにもつながります。
私は食いしん坊なので、これだけは断言しますが、食はすべての基本ですよね!笑
というわけで、私も歯科から全身的な指導につなげられるよう、
患者さんのちょっとした変化に気づいたり、伝わる伝え方ができるようになりたいと思うのでした。